岩槻人形博物館では、令和5年10月7日(土曜日)から12月3日(日曜日)まで、特別展「岡本玉水 人形芸術にかけた生涯―御所人形から玉水人形へ」を開催します。
この特別展の関連イベントとして、佐倉市立美術館副主幹・学芸員である本橋浩介氏を講師としてお招きし、岡本玉水に関する講演会を行います。
講演会ともに、昭和初期の人形芸術運動を語るうえで、欠くことのできない岡本玉水の回顧展もお楽しみいただければ幸いです。
岡本玉水(おかもとぎょくすい)
江戸時代から続く人形師の家系の4代目で、御所人形の名手として知られています。伝統技法を継承しつつも、新しい時代感覚を反映した独自の「玉水人形」の完成に向けて邁進し、歌舞伎や浮世絵など、古典を題材とした魅力あふれる人形を生み出しました。